大豆アレルギーの人にキヌアの味噌としょうゆ
また、食後に血糖値が急上昇しないので、コレステロールが抑えられる。それに、水分をすぐ吸収してプチプチ感があるので、少し食べただけでも満腹感が味わえる。高タンパク、低カロリーなので、ダイエッターの強い味方だ。ビヨンセが、ビーガン(完全菜食)・ダイエットに成功した最大の秘密は、穀物をキヌアだけに絞ったことだ。ミランダ・カーやジェニファー・ロペス、ケイト・モスなどのハリウッドセレブがダイエットにキヌアを取り入れている。
また、人気のもう1つの理由は、小麦や大豆などには含まれているアレルギー性物質がないため、アレルギーを起こさないことだ。日本でも大豆アレルギーの人が利用できる、「キヌア味噌」や「キヌアしょうゆ」が作られるようになった。
キヌアは、加熱して食べる食材で、お米のように炊飯器や鍋で炊くのが一般的。ほのかにお米のような甘みがあるが、苦み成分のサポニンが含まれており、香りには少し癖がある。ご飯やサラダ、スープ、シリアル、パスタ、パン......と何に混ぜてもおいしく食べられる。
日本でも最近、スーパーの売り場でキヌアが目につくようになってきた。1キロ1000~2000円前後で、コメより値段が高い。