慰安婦像「移転前提」に反発強まる 韓国側は本当に「蒸し返さない」のか

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世論調査では慰安婦像移転「反対」が66.3%

   慰安婦像撤去をめぐる韓国世論は厳しい。韓国の世論調査会社「リアルメーター」が12月29日に行った世論調査の結果によると、慰安婦像移転に「賛成」だと回答した人が19.8%だったのに対して、「反対」は66.3%にのぼった。

   日本側の「慰安婦像撤去が前提」報道が出たのはこの翌日だ。韓国世論の韓国政府に対する批判が高まるのは必至で、日本側の報道が結果として韓国政府を追い詰め、合意の実行を難しくすることにもなりかねない。

   ソウルの日本大使館前では、支援団体「挺身隊問題対策協議会」(挺対協)が毎週水曜日に日本政府に抗議する集会を開いている。12月28日の合意から初めての水曜日になる12月30日には、普段よりもはるかに多い1000人以上が集まり、日韓合意の撤回を要求。慰安婦像を世界各地に建てるペースを加速させることも表明された。

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