2015年の大晦日のNHK紅白歌合戦を最後に実質的にAKB48としての活動を終える高橋みなみさん(24)が、「卒業再延期」の可能性を口にした。
今回のAKBの紅白の目玉は、プリンセス天功氏が監修する「イリュージョン」だが、過去に高橋さんは、歌番組でイリュージョンに失敗した「前科」がある。それだけに、「絶対に失敗は許されない。失敗したら卒業を延期します!」との決意を表明。リハーサルの直前には「今日、夢に本当に出てきたんですよ!」と、かなりのプレッシャーを感じている様子だった。
Mステーションではイリュージョンのミスで「土下座」
今回のイリュージョンでは、空の「檻(おり)」にカーテンをかけて中が見えなくなった後に1回転させ、再びカーテンを開けるとメンバーが登場。そのまま16人でメジャーデビュー曲「会いたかった」(06年発売)を歌い出す、という内容だ。
高橋さんには似たようなイリュージョンで失敗した苦い経験がある。15年9月放送の「ミュージックステーション」(テレビ朝日)では、空の檻に覆いをかけ、覆いを取ると高橋さんが現れるという段取りだったのだが、覆いを取ってもおりは空っぽ。高橋さんが力なく土下座したことは話題になった。
高橋さんは15年12月29日のリハーサルでの囲み取材では、
「大きな音楽番組で失敗している身なので...。最後の歌番組なので、しかも紅白歌合戦、天功さんですから、絶対に失敗は許されない」
と気を引き締め、
「失敗したら卒業を延期します!また延期します!」
とまで述べていた。12月30日のリハーサルでも、
「今日、夢に本当に出てきたんですよ!」
とプレッシャーを感じている様子で、司会の井ノ原快彦さん(39)に
「今のうちに失敗しとけばいいよ」
と励まされていた。12月29日、30日のリハーサルでは2日連続で成功している。