ツイッターやWindowsアップデートを制限の例も
これまで学内の通信制限を行った大学は法政だけではない。
立教大学では15年7月に通信速度低下対策としてApple App Store(アップルアップストア)へのアクセス、Windows(ウィンドウズ)のアップデート、学内無線LANからツイッター閲覧や投稿など、具体的な対象を示した上で一時的な制限をかけた。
大阪電気通信大学は13年に学内の通信が重たくなっている原因の一つがオンラインゲームへのアクセスだったと判明したことを受けて、制限を実施した。
ただ、大学でのネット制限については
「研究目的でYouTubeやLINEを利用している人もいる」
「今どきYoutubeに研究紹介の動画上がってたり、Skypeで打ち合わせしたりするのにそういうのも遮断すんの?」
「自動的に行われるパソコンのアップデートは許してやれよ」
などと、線引きの難しさを指摘する声も出ている。
デジタルネイティブ世代が在学生の大半を占めていくなかで、ネット制限をどこまで続けられるのか、各大学とも頭を抱えている。