治療期間は半年、開始時には吐き気や発熱
抗がん剤には、ほかにどんな副作用があるのか。まず、治療開始初日には、吐き気や血管痛、発熱が起き、1週間以内にだるさや食欲不振、おう吐、下痢になる。1~2週間後になると口内炎や胃もたれが出てくる。脱毛が見られるのは3~4週間後で、同時期に手足のしびれや膀胱炎の症状もあるそうだ。こうした症状にも、個人差はある。
治療期間はおよそ6か月、費用は100万円程度かかる。このことをめぐって、司会者の羽鳥慎一アナとコメンテーターでジャーナリストの青木理、雑誌「AERA」編集長の浜田敬子が意見を交わした。
羽鳥「命の問題だから、お金の問題ではないでしょうけれど、なかなかの金額ですね」
青木「保険がきいて、この金額?」
土井「いえ、保険を使って3割負担なら、30万円です」
青木「でも、30万円かかる...」
浜田「治療するときだけ、2泊3日ぐらい入院してということ?」
土井「今は、乳がん治療は外来化学療法が基本なので、入院はありません」