「ニューズウィーク日本版」の元編集長で、ジャーナリストの竹田圭吾さん(50)が、がんをカミングアウトしてからおよそ3か月。体調はそれほど思わしくない様子ながらも、テレビ出演を続ける姿勢に「敬服に値する」「強い意志があるのだろう」と応援の声がたくさん寄せられている。
「激やせ」ぶりが話題となった竹田さんだが、一方で「ニュースについて言いたいこともまだまだある」とツイートするなど、並々ならぬ仕事への情熱を見せている。
「ニュースについて言いたいことまだまだある」
竹田さんは2015年9月27日放送の情報番組「Mr.サンデー」(フジテレビ系)で自身のガンを告白し、治療の副作用で頭髪が抜け落ちていることも明かした。
13年11月に病気療養を理由に出演番組を全降板。14年2月に各番組へ復帰した際は、その「激やせ」ぶりが視聴者を驚かせた。そんな中での突然の告白に驚き、心配、応援、様々な声がネットで相次いだ。
それから3か月。「激やせ」の状態は今も変わらず、以前に比べて一層痩せたようにも見えるが、今も精力的に仕事をこなす。Mr.サンデーだけでなく、「とくダネ!」(フジテレビ系)や関西ローカルの「ten」(読売テレビ系)、時事解説メインのラジオ番組「Jam the WORLD」(J-WAVE)にもコメンテーターとして出演を続ける。
病状を案じるネットユーザーの一部から「治療に専念すべき」との声も上がっているが、なぜ仕事を続けるのか。15年11月2日のツイートで、その理由を、
「各番組・出版社等の関係者の支えと理解があって(仕事を)こなせているし、ニュースについて言いたいこともまだまだある」
と明かしている。