参院選で初の「野党統一候補」 熊本の弁護士を擁立

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   2016年夏参院選の熊本選挙区(改選数1)に野党統一候補として出馬するため、熊本市の弁護士で新人の阿部広美氏(49)が2015年12月23日、市内で記者会見し、立候補を正式表明した。

   会見には推薦する民主、共産、維新、社民、新社会の各党と、安全保障関連法に反対する市民グループも同席。阿部氏は「安保関連法の成立により、日本の政治は国民の命まで切り捨てようとしている。来夏の参院選は民主主義を守る最後のチャンスだ」などと述べた。

   表明を受け、共産党は擁立していた同選挙区の公認候補を近く取り下げる。参院選で主要野党がそろって推薦する無所属の野党統一候補が実現したのは今回が初めてとなる。

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