どん兵衛担当者は「5分」でしか食べたことがなかった
日清食品はこの「10分どん兵衛」をきっかけに、マキタスポーツさんとどん兵衛担当者との「緊急対談 日清はなぜ10分どん兵衛を作らなかったのか」を2015年12月14日に実施した。
その際、マキタスポーツさんの「10分どん兵衛を食べたことは?」との問いに、日清食品のどん兵衛担当者は、「うどんらしく、コシがあって、一番美味しく食べられる瞬間」として「5分」という調理時間を設定したと説明。担当者自身も「5分でしか食べたことがなかった」と、謝罪した。
また、どん兵衛の調理方法には、他にもスープの粉を「おあげの上にかける派」と「麺にかける派」がいることを紹介。マキタスポーツさんは「おあげの上にかける派」のようで、「おあげの上だと、ろ過させるようなイメージですよね」と盛り上がった。
ちなみに、どん兵衛には「きつねうどん」や「かき揚げ天ぷらうどん」「肉うどん」などのラインナップがあるが、マキタスポーツさんはツイッター(11月21日付)で、「かき揚げどん兵衛はあまり『10分どん兵衛』にはむきませんよ~」とも綴っている。
さまざまな調理方法があることがわかった「どん兵衛」だが、日清食品は「例年、寒くなると売れる商品ですので、『10分どん兵衛』がどのくらい影響しているのか、わからないところはありますが、いいきっかけになりました。おかげさまで順調に伸びていることは間違いありません」と話す。
インターネットの拡散力に改めて驚いているとともに、「思いがけない後押し」となっているようだ。