ノーベル賞大村教授の「イベルメクチン」 胆管がん抑制効果も

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   2015年のノーベル医学・生理学賞を受賞した北里大の大村智特別栄誉教授が開発した「イベルメクチン」について、九州大生体防御医学研究所の鈴木聡教授らの研究グループは、胆管がんを抑制する効果があることをマウス実験で確認したと発表した。2015年12月21日付の米科学アカデミー紀要(電子版)に掲載された。

   胆管がんは肝臓がんの一種で、有効な治療法がない。今年9月に亡くなった女優の川島なお美さんも胆管がんだった。

   大村教授のノーベル賞受賞では、イベルメクチンが、寄生虫による感染症の治療薬として多くの人の命を救っただけでなく、犬の感染症にも効果を発揮して寿命も伸ばしたと、世界中から称賛されている。

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