7月には栄でイラン人?少年が刃物で切り付ける事件も
この外国語がペルシャ語であれば、イラン人が犯行に関与している可能性も浮上しそうだ。ここ1年間で、自称を含むと何らかの事件でイラン人が愛知県内で逮捕、報道されたのは7件、8人。そのうち6件、7人が大麻取締法や覚せい剤取締法違反の疑いが持たれている薬物事犯で、取り調べに対して「僕のものではない」「やっていないし、話したくない」などと否認したり黙秘したりするケースが大半だ。
残る1件、1人は傷害事件だ。15年7月19日午前6時30分頃、名古屋市栄4丁目の路上で、愛知県半田市に住む外国人男性(当時38)が外国人風の男から切り付けられ、肩から胸に達する全治4週間の重傷を負った。現場付近の防犯カメラに犯行現場が映っており、男性を切り付けたとみられる男が刃渡り40~50センチの刃物のようなものが映っていた。犯行現場は、今回の事件から約3.5キロ離れた場所だ。それから3カ月近くが経過した10月8日になって殺人未遂の容疑で逮捕されたのは、自称イラン人の無職少年(17)だった。少年は「やっていない」などと容疑を否認していたという。