北陸新幹線絶好調でJR「西」社員は「一時金」5万円 ネットでは「料金に反映してほしい」の声

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開業以来、一日平均2万6000人が利用

   この好調の最大の理由が北陸新幹線だ。開業から9月中旬までの半年間の乗客数(上越妙高-糸魚川間)は482万人で、1日平均だと2万6000人が利用したことになる。昨年と同時期の在来線特急乗客数の3倍に達しており、JR西日本も「当初想定していた2.2倍を上回った」と説明する。運輸収入も4~9月で240億円というから、当初予想した年間収入300億円の8割を半年で稼ぎ出したわけだ。

   北陸新幹線に加え、2015年3月に全線開業40周年を迎えた山陽新幹線も「観光、ビジネス需要ともに堅調なうえ、今年はシルバーウイークで観光需要が上積みされた」(JR西日本)と好調。2015年9月中間決算の運輸収入は前年同期比6.4%増となった。

   一方で、JR西日本は、「北陸新幹線開業の勢いを2年目もまったく落とさずに継続するのは難しい」とみており、2016年以降が正念場になりそうだ。

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