今年は両賞とも同じスポーツカーが上位を占める
今回、「日本」の最高得点だったロードスターが得票442点に対して、次点のホンダS660は401点で、スポーツカー同士が首位を争った。スズキアルト/アルトラパンは6位(75点)と振るわなかった。
一方、「RJC」は首位のスズキアルト/アルトラパンが264点だったが、次点はマツダロードスターの194点、3位はホンダS660の190点で、こちらもスポーツカー2台が上位に食い込んだ格好となった。
これは、2015年がスポーツカーの当たり年だったことを示している。日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会もスズキアルトを「軽自動車が本来持つべき魅力をとことん追求し、基本性能に極めて優れたモデル」と認め、スモールモビリティー部門賞として処遇した。
今年のカーオブザイヤーは例年以上に、両賞が接近、拮抗する形になった。