専門医は「女性たちは不安がる必要はありません」
米の専門家の間では、この研究成果を疑問視する声がある。米女性健康研究所の研究員は「高血圧の検診を勧める意義は認めますが、この研究の弱点は、対象者の平均年齢が27歳であること。もっと若い人でも同じ傾向が出るか、確認する必要があります」とコメント。別の専門医も「多くの医師は、PMSを高血圧の危険因子と考えていません。対象者の高血圧を医師の診断ではなく、自己申告に基づくなど、データの不備もみられます。女性たちは、この結果を不安がる必要はありません」と語っている。
いずれにしろ、PMSに悩む人はビタミンB1とB2をたくさん摂っておいた方がいいようだ。