なくならない学生の急性アルコール中毒事故 減ってはいるが、毎年亡くなる人が出続ける

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キャンパス内で全期間飲酒を禁止している大学は55.5%

   学生の飲酒による事故が相次いでいることを受け、各大学で構内での飲酒を禁止する取り組みが進んでいる。「イッキ飲み防止連絡協議会」が2014年2月に発表した調査によると、キャンパス内で全期間飲酒を禁止している大学は55.5%に上った。学園祭の時期だけ禁止している大学は11.2%で、飲酒に関して何らかの規定を設けている大学は多い。

   早稲田大は2011年4月から、一部レストランなどを除き、学内での飲酒を原則禁止した。同大広報によると新入生へのパンフレットや学生部サイトなどで注意喚起をしていて、特に未成年飲酒や、飲酒の強要をしないよう力を入れているという。

   慶応大では構内全体の飲酒に関する規定はないが、部室などでの飲酒は認めていない。飲酒事故防止のために、新入生にアルコールパッチテストを行ったり、ガイダンスで注意喚起をしたりしているという。

   東京大の場合、構内禁酒の規定はないが、入学時にガイダンスを行い、1年生向けにアルコール摂取の危険性を教える必修の授業がある。

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