女優の柴咲コウさん(34)がバッサリ切り落とした自身の髪の毛の写真をインスタグラムに投稿した。
カットした髪は「ヘアドネーション」と呼ばれる毛髪の寄付活動に役立てる。この思い切った行動に、ファンからはさっそく称賛の声が寄せられている。
「ヘアドネーション」という活動
柴咲さんは2015年12月17日、「髪の毛の寄付をしました」として黒い丸椅子の上に置かれた毛束の写真を投稿した。きれいなストレートの黒髪で、ヒモで数か所をしばっている。
寄付先は「JHDAC(ジャーダック)」というヘアドネーションの国内NPO法人。病気やケガで髪の毛に悩みを抱えている子供たちに、寄付毛100%でつくったフルオーダーのウィッグを無償プレゼントしている団体だ。
ウィッグ素材として使用できる毛の長さは最短で12インチ(30.48センチメートル)なので、柴咲さんが切り落とした髪の毛も30センチ以上あるとみられる。
短くした理由は明かしていないが、思い切った行動にファンからは
「素敵すぎます!」
「やっぱりコウさんかっこいい」
「同じ女性として尊敬します!!!」
「素晴らしい行動!」
といった称賛の声が相次ぎ寄せられている。投稿から6時間ほどで「いいね!」は1万3000件以上にのぼった。
芸能人の寄付表明が大きな波に?
今回の柴咲さんの投稿を通じて知ったという人も少なくなかったようで、
「こんなのあるんですね!知らなかった」
「私も思い切ってバッサリと寄付してみようかな!」
「勉強になります」
といったコメントも投稿されている。
ヘアドネーションの知名度は徐々に高まってきてはいるものの、さほど知られていない活動だ。それだけに、柴咲さんのような有名人が表明することの影響力は大きいだろう。
なお3月には、女優の水野美紀さん(41)も寄付を行ったようだ。担当美容師のブログによると、ドラマの役作りでショートにする必要があり、自ら寄付を申し出たという。