私有地から「国有林」へ移住したが......
ほぼ1年中全裸で暮らす長崎さんだが、これまで地元住民から反感を買っていたわけではないらしい。西表島の民宿経営者はJ-CASTニュースの取材にこう明かす。
「地元の民宿の人はとくに問題視していたわけではありません。私なんかはむしろ、彼に協力していました。水を持っていったこともありますし」
ただ、土地所有者が長崎さんを追い出した理由は、「今どこへ移ろうか迷っている本人に迷惑がかかると困る」とのことで、多くは聞けなかった。
報道によると、長崎さんは14年10月末に外離島から3~4キロ離れた西表島の海岸「木炭の浜」へ移住し、現在こちらで暮らしているようだ。
しかし、「泣きっ面に蜂」と言うべきか、更なる災難に見舞われているらしい。木炭の浜が「国有林」だった関係で、今度は林野庁から「立ち退き勧告」を受けているというのだ。
早急に立ち退く必要があるのか。同地を管理する沖縄森林管理署の祖納森林事務所に16日に複数回問い合わせたが、だれも電話に出なかった。