トヨタ自動車が2014年12月15日に発売した燃料電池車(FCV)「ミライ」の国内での受注台数が、発売から1年で3000台以上になった。2015年12月15日にトヨタが明らかにした。発売当初の国内の販売目標は年400台で、受注ベースでは計画比の約8倍となった。
ミライの受注台数は、発売後の約1か月時点で約1500台だった。年間の生産台数を2016年で2000台、17年で3000台に段階的に増やすべく生産設備を増強している。しかし、FCV特有の部品の生産に時間がかかるなど生産台数に限りがあるため、現在受注しているミライの納車が完了する時期は2019年以降になる見通し。
FCVは水素と酸素の反応から取り出した電気で走り、走行時には水しか出さないため次世代のエコカーとして注目されている。