一般料金200円値上げでブーイング
「フォースの覚醒」は、2005年の「エピソード3/シスの復讐」から10年ぶりとなる新作だ。2012年10月、ルーカスフィルムを買収したディズニーが2015年の新作公開を発表して以来、世界中のファンが心待ちにしてきた。
とりわけ15年に入ってからの盛り上がりは「祭り」とも言えるほどで、日本国内でも先行販売チケットは争奪戦となった。
映画会社がこのスター・ウォーズフィーバーを別の映画を宣伝する絶好の機会と捉えるのはごく自然なことだろう。しかし今回のいささか強引なコラボは、熱狂的なファンらにとっては感動の瞬間に水を差すものでしかなかったようだ。
ちなみにTOHOシネマズは11月にもスター・ウォーズファンからブーイングを受けていた。東京や大阪の一部映画館で、同作の一般料金を通常より200円高い2000円に設定したと発表したところ、ネット上で反発する声が相次いだ。