他にもフジテレビ系列の「パクリ疑惑」が浮上
ランニングマンをめぐっては、他にも「パクリ疑惑」が浮上している。出演者が鬼ごっこのような形で走り回りって互いの名札をはがしあうゲームが、バラエティー番組「run for money 逃走中」(フジテレビ系)の内容にそっくりだというのだ。中国のニュースサイト「NOWnews」が15年12月12日に伝えている。以前からネット上で話題となっていたようだが、こちらはまだ制作陣の反応は見られない。
また、ここで「パクリ元」とされているのは偶然にも両方フジテレビ系列の番組だ。実は、韓国のテレビ番組とフジには「因縁」がある。それは2003年、当時同局の看板番組だった「トリビアの泉~素晴らしきムダ知識~」(すでに放送終了)と、KBS第2テレビの情報番組「スポンジ」との間に起こった「パクリ疑惑騒動」だ。
スポンジは2003年11月、意外な知識をテーマにした情報娯楽番組として放送が始まる。しかし、そのコンセプトや番組構成は、02年の放送開始以降人気を急上昇させていたトリビアの泉とまったく同じだった。
フジテレビ側は事態を察知し、同年11月半ばに「法的措置」をほのめかす質問状をKBS側に送付したものの、当時の担当プロデューサーは「類似点は偶然の一致に過ぎない」として疑惑を否定していた。