240万部でピース又吉いくらもらったのか 吉本側が「半分」取るから1億円いかない?

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書籍だけで3億円超なのに印税は「2億」

   また、15年12月13日放送のバラエティー番組「芸能人つまずきビッグデータ」(フジテレビ系)に出演した又吉さんは、現在の印税収入について「(億)まではいってないんですけど」と話した。240万部という部数の割に「少ない」印象を受けたためか、ツイッターでも「事務所にとられすぎている」との声は少なくない。

   又吉さんと同じく自著が大ヒットしたお笑いコンビ「麒麟」の田村裕さんの場合はどうだったのか。07年に刊行された自叙伝「ホームレス中学生」(ワニブックス)は累計225万部を突破し、後にドラマ化、映画化されるほど人気を集めた。

   田村さんは出演番組ですべての印税収入がおよそ2億円だったと明かしている。ドラマや映画からの印税収入もここに含まれているようだが、単純計算でおよそ3億円の書籍印税を考えると、やはりこちらも「少ない」と言えるだろう。

   吉本は07年、所属していたお笑いタレント・島田洋七さんと書籍印税の配分をめぐって騒動を起こしている。きっかけは島田さんが自費出版から人気を作り上げてきた自叙伝「佐賀のがばいばあちゃん」(徳間書店)だ。04年に発売されると、シリーズ累計600万部を超えて大ベストセラーとなり、映画やドラマにもなった。

   各種報道によれば、吉本側が島田さんに印税を配分するよう依頼したため、両者の関係が悪化。島田さんは07年8月に契約終了という形で吉本を去った。

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