ジェネリック医薬品、2016年度から新薬の半額に

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   新薬と同じ有効成分を持つ後発医薬品(ジェネリック)の価格が、2016年度に引き下げられる見通しとなった。厚生労働省は、2015年12月2日に開かれた中央社会保険医療協議会(中医協)で、現在は新薬の原則6割となっている価格を原則5割に下げるよう提案し、大筋で了承された。

   中医協は4日にも開かれ、厚労省はジェネリックに関して、2015年9月の時点で患者が使用した薬全体の56.2%を占めたと報告した。政府はジェネリックの普及目標を、2020年度までに80%と掲げている。

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