京都「7億円超」マンションが即日完売! 東京富裕層による空前の「億ションブーム」

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   京都市内で、最高価格7億4900万円の分譲マンションの第1期販売が即日完売した。京都御苑に近い鴨川沿いの好立地。7億円超の住まいは、夏には京都の風物詩「五山の送り火」の一つ、「大文字」を正面から望むことができる東向きの住戸という。

   京都では、「億ション」の販売が史上最多を更新し続けている。

  • 京都に「億ション」続々! 7億円超の物件も即日完売(画像は、三菱地所レジデンスのホームページのスクリーンショット)
    京都に「億ション」続々! 7億円超の物件も即日完売(画像は、三菱地所レジデンスのホームページのスクリーンショット)
  • 京都に「億ション」続々! 7億円超の物件も即日完売(画像は、三菱地所レジデンスのホームページのスクリーンショット)

3億円台でも5倍の抽選倍率

   三菱地所レジデンスの新築分譲マンション「ザ・パークハウス京都鴨川御所東」(京都市上京区)は、京都御苑東側の鴨川沿いの京都財務事務所跡地に建設する地上5階・地下1階建ての物件で、2017年3月の完成を予定している。

   マンションの発売予定戸数75戸のうち、2015年12月に第1期分の26戸(分譲価格4180万円~7億4900万円)を売り出した。6日に抽選会を実施、購入者が決まった。

   26戸のうち、13戸の分譲価格が1億円超。平均倍率は1.69倍で、抽選倍率は、高かった方から3億2900万円(3LDK)の5倍、3億7900万円(3LDK)の4倍だった。

   西日本で最高価格となる7億4900万円の住戸は、広さ約287平方メートルで3LDKの間取り。申し込みは1件だけで即売。1坪あたりの平均単価は400万円にのぼる。

   今回の購入者の割合は、東京在住の人が3割と最も多く、京都府内に住む人は2割だった。年齢別では50代が4割、40代が2割、30代も1割いた。日本人と外国人の内訳は公表していない。企業の経営者や医者、弁護士といった富裕層が多かったようだ。

   三菱地所レジデンスは、「鴨川に面した希少な立地や、『日本建築のエッセンス×京の美意識』をコンセプトにした建物のデザイン、24時間有人管理などが顧客に評価された」とみている。

   東京在住の富裕者層が、京都観光用の「セカンドハウス」としての利用するケースが多いようだ。

   そうしたなか、インターネットには、

「7億円の別荘かね・・・ 海外からのゲスト用に法人が買ってるのかな?」
「京都はたまに観光で訪れるにはいいんだけど、住むのはどうなの? 夏は暑くて冬は寒いイメージしかない」
「京都市内の土地は高い。高さ制限があるからふつうのマンションでも5000万円ぐらいする」
「ウソやろ。東京人は六本木ヒルズが好きなんじゃないの」
「京都に住んでる人は買えない」

といった声が寄せられている。

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