「3食全部牛丼にしないと意味ない」
こんな実験結果に、インターネットでは、
「3カ月間、牛丼『だけ』を食べたら病気になるかを実験してほしい」
「他でバランスよく食べてたら、1日1回だけ牛肉の具を1皿追加しても悪影響はないと思う」
「これはwww 1日3食全部牛丼にしないと意味ない」
「吉野家自身の調査じゃ意味なくない? 」
「牛丼は具よりコメの食い過ぎでしょ。糖質→糖尿病。少量の牛肉と玉ねぎ食ったくらいで身体に害は出ないよ」
「そもそも、わざわざマイナスになるような実験はしないだろう」
などと、吉野家自身の研究発表ゆえに半信半疑や疑心暗鬼になっている人が少なからずいるようだ。
牛丼の具材は、使用している牛肉や玉ねぎ、タレの材料や調理方法などの違いから、牛丼チェーンそれぞれの「味」をもっている。そのため、「タレに含まれる栄養成分や製法が違えば、分析結果も異なります」という。
吉野家HDでは、「健康に気を遣う人が増えるなか、当社としてはとくに女性の方々に来店してもらいたいと思っています。そのため実験を通じて、たとえば牛肉には脂身がつきものですが、身体にいい脂身と悪い脂身があることを知ってもらうことも(目的に)あります」と説明。実験を踏まえて、引き続き健康志向のメニュー開発に取り組むとともに、「商品の改善につなげていきたい」と話している。