LINE「動画ライブ配信」本格化 第1弾はAKB、「レコ大」特番も

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   LINE(東京都渋谷区)は2015年12月10日、動画のライブ配信プラットフォーム「LINE LIVE」を発表した。アイドルやスポーツ選手、アーチスト100人以上が参加し、トークやプライベート映像など独自の番組を提供する。

   ユーザーは専用アプリをスマートフォンにダウンロードするか、パソコンのブラウザ上で視聴する。アプリ、視聴料はいずれも無料。無料通話メッセージアプリ「LINE」上で、「LIVE」公式アカウントを友だち登録しておくと、番組情報や芸能人の出演情報が自分のアカウントに送られてくる。サービス開始時は著名人による番組が並ぶが、今後は一般ユーザーが配信者となれるようなアプリも用意していくという。

   番組はランチタイムや夜を中心に1日3~8本予定している。第1弾として12月10日夜に、AKB48のメンバーによる「劇場10周年記念トーク」が配信される。ラグビー日本代表の五郎丸歩選手も、練習風景や試合から離れた選手の様子を紹介する番組を持つ予定で、記者会見ではビデオ映像で「ラグビーの面白さを伝えたい」とメッセージを寄せた。「東京ガールズコレクション」のようなイベントや、テレビ局の番組とも連携。2015年12月30日放送の「第57回輝く!日本レコード大賞」(TBS系)とのコラボレーション企画では、本放送直前にLINE LIVEで「レコ大事前番組」を配信する。

   LINEの取締役CSMO(最高戦略・マーケティング責任者)、舛田淳氏は、月間視聴者数の最初の目標を1000万ユーザーと掲げ、「社会にインパクトを与える規模のサービスを目指していく」と抱負を述べた。

  • LINEの映像配信事業について語る舛田氏
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  • 「LINE LIVE」番組第1号を飾るAKB48のメンバーが花を添えた
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