イナゴやバッタ、調味料にしたら...「全く未知の味」に注文相次ぐ

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成虫はコクが、イモムシはサッパリ感が

   さらに商品化にあたって独立行政法人「農業生物資源研究所」と連携し、ミールワームやカイコの幼虫、トノサマバッタといった別の昆虫をつかった醸造にもチャレンジし、味の違いを追求した。

   その結果、イナゴやトノサマバッタといった「成虫系」は高タンパクでコクが強く、ミールワームやカイコといった「イモムシ系」は低タンパクでサッパリとした味わいになったそうだ。次は栄養価に優れた「カイコのマユ」の醸造に挑戦したいと田中さんは語る。

   2015年10月31日の発売以来、テレビや新聞などのメディアに幾度も取り上げられたこともあり、売れ行きは絶好調だそう。日本各地の「変なモノ好き」をはじめ、飲食店や食品会社の開発部からも注文が寄せられているという。

   価格は「イナゴソース」2種のセットが5400円(税込)、その他の昆虫も含めた「10種セット」が16000円(同)。いずれも、いなか伝承社のホームページから購入できる。

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