「カトパン」こと、フジテレビの加藤綾子アナウンサー(30)がトーク番組で、学歴コンプレックスがあったためアナウンサーになるのは無理だと思っていた、と語ったためネット上に驚きの声が広がった。
というのも加藤アナは今やフジの看板であり、アナとしての実力や好感度もトップクラスにある。「学歴は関係ないことを証明した」という応援の声と、このところバッシング続きのフジに対して「見る目がある」という称賛の声が出た。
「国立音大」は慶応、早稲田にはかなわない?
加藤アナが出演したのは2015年12月6日放送のフジテレビ系トーク番組「ボクらの時代」(毎週日曜7:00~7:30)。椿原慶子アナ(30)と山崎夕貴アナ(28)との3人のトークが繰り広げられ、就職活動の話題になった時に椿原アナが、テレビ局入社試験の時に学生時代の加藤アナを見てこの人は絶対に合格すると思った、と語った。それはよくしゃべるし、ケラケラ笑うなど全く緊張感が無かったからだと説明した。
それに対し加藤アナは、自分は国立(くにたち)音楽大学出身であり、就職活動をしている学生は少なかった。いざ試験を受ける前の会社説明会に出かけて、一人ずつ自己紹介をさせられた時に
「慶応、早稲田、色んな有名な大学の人たちがいっぱいいて一人だけ、うわっ!恥ずかしい・・・と思ったの。そこで帰って泣いちゃって。試験受ける前にボコボコにされたから、絶対ムリって」
試験場では、自分は合格絶対にムリだと思っていたから開き直っている状態だった、と明かした。これに対しネットでは「学歴は関係ない」といった声があがり、
「女子アナって容姿だけじゃなく声も良い。カトパンは更にコミュ力抜群」
「この人は才能だと思う。アナウンサーとしてゲストの話を邪魔しないし司会もうまい」
「早慶出身といってもなぁ。それより音大卒でここまで来た方がすごいだろ」
などといった加藤さんを応援する書き込みが大量にネット上に出る事になった。
そしてそれよりも株を上げたのは、視聴率低迷に苦しみ何かとバッシングの対象になっているフジテレビだ。