2016年の花粉量は東北少なめ、西日本多め

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   九州・四国・東海地方では多めだが、近畿・北陸・東北地方と北海道では少なめ――。日本気象協会は2015年12月2日、スギとヒノキの花粉が飛び始める2016年春の予測を発表した。

   それによると、2016年1~2月は、西日本と東日本では気温は平年並みか平年より高く、北日本ではほぼ平年並みの見込み。この時期の気温が平年より高いと、花粉の飛散時期が早まるため、西日本と東日本では平年より早く2月5日~2月20日ごろから、北日本では平年より遅く2月25日~3月15日ごろから飛び始めそうだ。

   花粉の飛ぶ量は、2015年春との比較で、「非常に多い(200%以上増)」が愛知・福岡県など。「多い(150%以上増)」が宮城・山梨・和歌山・香川・宮崎県など。「非常に少ない(50%以下減)」が青森・岩手・秋田県などだった。ほかはほぼ平年並みだ。

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