「新東名」の西端ようやく連結で短縮される「1時間」 2020年「五輪」に全線開通は間に合うのか

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全線開通で東日本から中部圏がつながる

   残る御殿場-海老名南間は、海老名南-厚木南(2キロ)が2016年度、厚木南―伊勢原北(7キロ)が2018年度に開通。伊勢原北-秦野(13キロ)と秦野-御殿場(32キロ)が2020年度に完成し、全線開通となる見込みだ。

   新東名全線開通によって、東京-名古屋間のダブルネットワークが完成する。東名の御殿場、清水、三ケ日各JCTから新東名に乗り入れることができるため、通行車は渋滞回避などのために2つの高速道路を選びながら走れる。「二重化」によって文字通り首都圏と名古屋圏を結ぶ大動脈ができるわけだ。

   首都圏では「圏央道」の埼玉県部分が2015年10月31日に開通し、東名高速から中央、関越、東北の各自動車道に接続した。この結果、東名高速から東北自動車まで圏央道経由で、約75分でつながり、首都高速経由の約130分から大幅に短縮された。新東名の全線開通は東日本から中部圏をつなぐ高速道路網にとっても大きな意味を持つものとなりそうだ。

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