赤ちゃんに覚醒剤、24歳男の謎 動機や方法について様々な憶測

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泣き止まないので、あぶりの煙を吸わせた?

   犯行の動機については、「子供の存在が邪魔だったってやつか」「子供が泣いてうるさいから静かにさせようと・・・・??」といった憎悪説から、「赤ちゃんが可愛いくて気持ちよくしてあげようと思ったんだろうな」との快楽説まで出ていた。覚醒剤投与の方法についても、注射のほか、「ほ乳瓶で飲ましたのか?」といった憶測があった。

   フジテレビ系情報番組「直撃LIVE グッディ!」では12月7日、容疑者の男が有罪判決を受けた後、知人2人に動機や手口を語っていたと報じた。

   番組によると、男は、11月28日に飲食店で2人に会い、女性の長男が泣き止まないので、部屋のトイレの中に入れたと明かした。トイレでは、覚醒剤を火であぶって気化させる「あぶり」という方法で長男に煙を吸わせたといい、その様子を誇らしげに語っていたというのだ。

   薬物問題に詳しい小森榮弁護士は、番組への出演で、この方法は、注射と同様にすぐに覚醒剤が効き始めると説明した。吸った後に筋肉が硬直し、けいれん発作を起こした可能性が高い、ともした。

   報道によると、乳児の場合、覚醒剤常習者が通常使う耳かき1杯分約30ミリグラムの投与で致死量に達してしまうという。

   容疑者の男は、離婚する2、3年前までは、2人の男の子を育てていた。それなのに、なぜこのような残忍なことが平気でできるのか。犯行前に覚醒剤を使っていたとも報じられているが、まだ動機面でナゾは残っているようだ。

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