ブロッコリー 植物パワー凝縮した「最強の野菜」

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ビタミンCはレモンの2倍!便秘解消、美肌効果も

   では、それをしっかり吸収するには、どういう食べ方をしたらよいだろうか。ブロッコリースプラウトは、熱には強いが酵素が弱いので、生食がいちばん。最先端の植物工場で衛生的に生産されているので、パックから取り出しそのまま食べることができる。サンドイッチや手巻き寿司の具、丼物やスパゲティ、肉料理などのトッピング、つけあわせや薬味として、そば・そうめん・冷奴などにひとつまみなど、お手軽に食べられる。

   もちろん、「親」のブロッコリーにも体にいいものがギッシリ詰まっている。まず、ビタミンの1種「葉酸」が豊富だ。葉酸は新陳代謝や細胞分裂を活発にする働きがあり、動脈硬化や貧血、子宮頸がんの予防にも効果があるといわれる。カルシウムやビタミンKは骨を丈夫にして骨粗鬆症を防ぐ。カリウムは高血圧や不整脈、むくみを予防して血圧を正常に保つ働きがある。また、ベータカロテンが免疫力を高めて、風邪の予防にも効果がある。

   中でも突出しているのがビタミンCだ。レモンの2倍の含有量で、30グラム(約2房分)食べるだけで1日に必要なビタミンCをとることができる。また、食物繊維が豊富なので、便秘解消やダイエット、美肌効果があるのも女性にはうれしい。

   ブロッコリーの栄養をあまさずに吸収するには、最小限の加熱に抑えることが大切。ビタミンCなどの栄養素は水溶性のため、加熱しすぎると溶け出してしまうからだ。オススメなのが、鍋に水を入れて2~3分沸騰する「蒸しゆで」だ。つぼみより茎の方が栄養豊富なので、細かく切って一緒にゆでよう。

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