仕事中は意外に体を動かしている 「細切れ運動」でメタボと決別だ

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「食後に1回15分のウォーキングを1日3回」が効果大

   健康増進のために有効とされるウォーキングも、工夫次第でさらに効果をアップできる。かつてこうした有酸素運動は、1日30分は続けないと意味がないと言われていた。

   メディカルトリビューン紙が運営するウェブサイト「あなたの健康百科」に、北里研究所病院糖尿病センターの山田悟医師が有酸素運動について寄稿し、2013年12月6日付で掲載された。山田医師は、米ジョージ・ワシントン大学の研究グループが、食後に1回15分のウォーキングを1日3回行うと、1日45分のウォーキングを1日1回するよりも血糖改善作用に優れることを示唆するデータを発表した点に触れている。

   山田医師はこれを受けて、「30分以上連続させた方がよいどころか、細切れで毎食後に分散させて運動をした方が血糖管理には有利なことが示唆された」と述べ、「『30分連続させてもいいし、させなくてもいい、まずは運動をやることが重要だ』ということ」と続けた。

   一気に30分も歩き続けるとなると、平日これだけまとまった時間をとって毎日続けるのは強い意志がないと簡単には習慣化できないだろう。だが、通勤時やランチタイムに各10分程度のウォーキングと分散させれば、忙しいビジネスパーソンにとっても可能なはずだ。

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