「早稲田どうしちゃったの?」の声 学力低下の元凶?AO・推薦入試6割に拡大

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   早稲田大学が2016年度入試から段階的にAO・推薦入試の割合を6割にまで引き上げると発表し、ネット上で驚きの声が上がっている。

   入試改革を進めていた早大では、2015年12月2日に記者会見して、その内容を発表した。

  • ワセダは懲りていなかったのか
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「AO・推薦の入学者の学業成績がよかった」

   改革内容は多岐にわたっているが、その中でも、ネット上で注目を集めたのがAO・推薦入試の大胆な拡充だ。

   それは、AO・推薦入試による入学者は、現行では全体の4割を占めるが、大学創立150周年を迎える32年までに6割に引き上げるというものだ。

   理由の1つとして、早大では、入学後の学業成績を見ると、AO入試の入学者が最も良く、続いて推薦入試の入学者がよかったことを挙げる。このことについて、発表資料では「本学への入学を心から志望し、受験の段階から入学後の学修VISION を明確に思い描きながら努力してきた者は、実際に入学してからも活躍できる」裏付けだとしている。

   早大では、この30年間で関東圏以外の地方の学生が1割ほども減ってしまったとしており、それも取り戻したいようだ。18年度入試からは、新しい形のAO入試「地域貢献型人材発掘入試(仮称)」も行うと明らかにした。

   AO・推薦入試といえば、学力低下の元凶とも指摘され、読売新聞が14年7月に発表した調査で、退学率がそれぞれ16%、9%と一般入試の6%より高かった。

   早大では、STAP細胞問題を起こした小保方晴子氏が02年合格のAO入試1期生だったことも話題になった。

   それだけに、早大の入試改革内容が報じられると、ネット上では、「懲りてなかったのかよw」「ブランドがた落ちだろ」「早稲田どうしちゃったの?」と疑問や批判の声が相次いだ。

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