LINEの公式アカウントでニュース配信開始 メディア24社が参加

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   LINE(東京都渋谷区)は、外部メディアに同社の無料通話アプリ「LINE」の公式アカウントを利用してニュースを配信する機能を開放し、2015年12月1日から新聞やテレビ、通信社、雑誌など24社が参加してニュースの提供を開始したと発表した。

   各メディアはLINE上にアカウントを設置し、自ら選んだニュースコンテンツを配信する。ユーザーは、LINEのアプリからメディアを選んで「追加」ボタンを押せば登録が完了する。その後アプリの「トーク」の画面上に「ダイジェスト版」としてデザインされたニュースページが送信されてくるので、記事の見出しをタップすれば、該当記事のページが表示される仕組みだ。購読は無料。

   LINEは2013年、独自のアプリによる「LINE NEWS」の提供を開始した。しかしその後、LINE本体のアプリ上で、同社の公式アカウント経由で1日3回のダイジェストニュース配信を始め、別のアプリやブラウザを開かなくても記事を読める仕組みを強化してきた。今回の取り組みも、新たなアプリは必要なく、LINEアプリ上のアカウントでニュースを閲覧できる。

   LINEの出澤剛社長は、「LINEアカウントを人と情報、コンテンツの間における情報流通のハブにしていきたい。今回のニュース配信の新しい取り組みは、その第1弾」と話した。

  • LINEの戦略を話した出澤剛社長
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