お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔さん(35)が、紅白歌合戦からの「卒業」を宣言して批判を浴びているアイドルグループ「ももいろクローバーZ」を、「逆にカッコイイなと思う」と擁護したため、「ももクロ」ファンは複雑な心境になっている。
というのも、村本さんは「ももクロ」の曲を1曲も知らず、メンバーの顔も「ぼんやり」。その語った内容の多くが事実と異なるため、擁護されても素直に喜べない、ということだからだ。
「卒業を宣言することは凄い勇気がいる事だ」
村本さんは2015年11月30日放送のラジオ番組「オールナイトニッポン」に出演し、「ももクロ」が紅白卒業宣言をしたことで「何様のつもりだ」「落ちてから言うのはダサイ」などと非難されていることについて、
「全員が全員紅白を目指していると思うなよ、って思いません?」
と語りだした。「ももクロ」は紅白に出たくて音楽をやっているのではなく、音楽がやりたいからやっているはずであり、そこに人生を懸けている。それなのに紅白ファンはまるで紅白に出る事が全てのような「我がもの顔」で、紅白卒業について「え?紅白ですよ」「良いんですか?」とか言って批判をする。しかし卒業するのはその人の自由であり、卒業を宣言することは凄い勇気がいる事だ。
「今後も出れないわけでしょ。そこをあえて言いきっている。そっちじゃない所に行くって言うって凄くないですか?逆に言うと僕はカッコいいなと思いますよね」
ただし村本さんは「ももクロ」の曲は一曲も知らないし、メンバーの顔もぼんやりとしか分からない。紅白は今まで見たことがないそうだ。今回の村本さんの発言について「ウーマン村本がモモクロを擁護」などといった報道がネット上に出て話題になると、「ももクロ」ファンは擁護してくれるのはありがたいけれど、語った内容の多くが事実と違うとし、
「カッコイイも何も メンバーが決めたことじゃないからな」
「ももクロが紅白出場が目標だと公言してたこと知らないでコメントしてないか?」
「ももクロは紅白出たがってただろ。少なくともメンバーはみんな」
などといった書き込みが掲示板に出た。