「理想の朝食」は苦手なものだらけ 偶然手にした飲み物が「大当たり」だった

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1日3回、各15分のウォーキングで血糖値の改善効果

   ウォーキングに代表される有酸素運動は、「体内の脂肪を燃焼するには20分以上続けないと意味がない」と言われてきたが、必ずしも長時間続けなくても、「細切れ」に1日複数回歩くことで効果が期待できるとの説もある。

   米ジョージ・ワシントン大学は2013年6月12日、朝昼晩それぞれの食事をとり終えた後に15分間ウォーキングをしたところ、血糖値が改善したとの研究内容を発表した。しかも1日3回、各15分のウォーキングの方が、1日45分間のウォーキングを1回行うよりも改善効果は上だったという。

   大手スポーツジム「ティップネス」のウェブサイトにも、有酸素運動について「新たな研究の結果、5分~10分ずつの運動を1日に何度か取入れることで、20分以上の連続した運動と同様の効果があることが分かってきました」との説明がある。

編集部「短時間でも歩く機会を増やせば、1日の合計時間は30分超えますよ」

   キヨシさんは日々の通勤で、自宅と最寄り駅を往復するのに20分強歩く。しかも坂道のアップダウンがあるので、適度な負荷がかかる。あとはエスカレーターやエレベーター使用をやめて階段を使ったり、ランチタイムは少し遠くの場所に歩いて食べに行ったりして「稼ぐ」と、目標の30分はクリアできそうだ。

キヨシさん「なるほど。夕方に間食のためコンビニに行く動機づけにもなりますね。よし、会社から片道10分ぐらいで行けるおいしいレストランを同僚に聞いてみますよ。ついでにおごってくれないかな...」

   俄然張り切りだしたキヨシさん。ちょっと目的がずれている気もするが、ウォーキング実践の光明が見えたようだ。

時間を見つけて歩く努力が大切
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