喫煙や飲酒など複合的な要素もあった?
「ダイエットをすれば、リスクが減ることになると思いますが、体へのダメージがなくなるということには必ずしもならないです。心筋梗塞が起きるかは、体重があったときに動脈硬化がどれだけ進んでいたかによります」
ネット上では、過激なダイエットが引き金になったのではないかという憶測も出ているが、「ダイエットしたから心筋梗塞になる、というのは違うと思います」と否定的だった。
今井さんの場合は、喫煙もリスク要因になった可能性があるらしい。
ブログでは、14年4月に禁煙に取り組んだことが書き込まれているが、禁煙したとしても、同様な理由で体へのダメージはなくならないという。
今井さんは、ブログで14年6月からお酒も止めたことを明かしたが、もともとかなり飲む方だったらしい。飲酒は直接のリスク要因には挙げられていないものの、関係がないわけではないという。お酒を飲む量が多ければ、高血圧になりやすく、そうなればリスク要因になるからだ。
ネット上では、今井さんが昼夜逆転の不規則な生活を送っていたこともあるのではとの憶測が出ているが、それはリスク要因とは言えないという。
「心筋梗塞は予測できず、なぜそのときに起こったかは分かりません。胸が苦しい、息切れがするといった前兆があることもありますが、前兆なく突然起きることもあります。しかし、もし近くにAED(自動体外式除細動器)があれば、救命率が上がることはあるかもしれません」