「他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし」
水木さんの妻を主人公にしたNHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で主題歌を担当した「いきものがかり」の水野良樹さんも、
「主題歌『ありがとう』を歌わせて頂いたことは、僕らいきものがかりにとって、多くの人々に自分たちの存在を知って頂く大きな転機となりました。感謝しかありません」
とツイートしている。
それに加え、著書「水木サンの幸福論」(角川文庫)の中で提示された「幸福の七か条」についても、数多くのネットユーザーが言及している。
自身の経験から導き出された人生訓で、「成功や栄誉や勝ち負けを目的にことを行ってはいけない」「しないではいられないことをし続けなさい」「他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし」「好きの力を信じる」「才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ」「怠け者になりなさい」「目に見えない世界を信じる」の7つだ。
以前から個人ブログやまとめサイト、SNSなどで度々取り上げられ、「感動」「衝撃的」などと大きな注目を集めていた。
「子連れ狼」などの作品で知られる劇画原作者・小池一夫さんは30日、ツイッターで「僕は、水木先生の『幸福の七か条』を読むたび身を引き締める」と明かしている。