4Kテレビ「ダウンレンド」に 7月から4%安く、平均で10万円台も

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   フルハイビジョンの4倍の画素数で、大画面でも画素の粗さが気にならない「4Kテレビ」の価格が「ダウントレンド」に入ってきたようだ。調査会社のBCN がJ-CASTニュースの取材に明らかにしたところによると、4K対応液晶テレビの全サイズ平均単価は2015年7月の21万5000円をピークに、10月は20万5200円と4.56%値下がりした。一部の店頭では、夏場から1割程度値下がりして10万円台のケースもみられた。

   BCNのアナリスト、道越一郎氏は「4Kテレビの場合、これまでは55インチの大画面が主流でしたが、40インチ台の製品ラインナップが出そってきたことで、サイズが小さくなって価格も安くなっており、ダウントレンドの傾向にあります」と説明。ただ、「以前の液晶テレビのようなこと(価格の急落)は今のところありません」とみている。

   店頭価格の値下がりもあって、4Kテレビの普及率は上がっており、BCNによると、液晶テレビ全体に占める割合は10月時点で、台数ベースで12.9%。金額ベースで35.1%となっている。

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