インターネットで盛り上がっている話題の発信源の多くはテレビだ。ゲームや動画がスマホで楽しめる時代になっても、テレビネタが人々の大きな関心事であることに変わりない。生放送の情報番組やニュースの一部がお宝シーンとしてポータルサイトのリアルタイム検索で上位にランクインする。しかし、これらの映像が再放送されることはめったにない。
「職場や学校で話題のテレビネタに乗り遅れたくない」「気になる番組はバラエティだろうがニュースだろうが一通りチェックしたい」。そんなテレビ大好き人間におすすめの液晶テレビが、日本の家電メーカーで最も「全録機能」にこだわる東芝の「REGZA(レグザ)」。
なかでも2015年11月に発売された「Z20Xシリーズ」は、充実の録画機能と優れた映像美が光るフラグシップモデルだ。モノ情報誌「GetNavi(ゲットナビ)」16年1月号の4Kテレビのカテゴリーで、第1位=これが"買い"の評価を受けている。
話題の「タイムシフトマシン」でもう流行に乗り遅れない!
レグザの代名詞ともいうべき「タイムシフトマシン」。地上デジタル放送(地デジ)最大6チャンネル分を外付けハードディスク(HDD)に一時保存してくれる機能だ。4TBの容量があるHDDなら約80時間分の番組が録画可能。レグザ純正USBハードディスクTHD-500D2なら、タイムシフトマシン用の4TBに加え、通常録画用に1TBの容量があるため、タイムシフトマシンで気になった番組を保存したり、もちろん普通に気になる番組を予約録画したりすることが可能だ。
SNS等で話題になっていた番組もタイムシフトなら見逃さない。また途中から見始めた番組は、リモコンの「始めにジャンプ」ボタンで頭から見られる。
番組検索がより便利になった
レグザはクラウドサービスも進化した。「みるコレ」は、録画済や放送予定(未来番組)、YouTubeなどの膨大なコンテンツ群から、好きな番組・動画を自動検索してくれる。カテゴリーは人物・ジャンル・キュレーション(独自分類)・ランキングの4種類に分かれ、現時点で5万6000以上のパックが存在する。このうちキュレーションは東芝の専任スタッフが人力で編集している。
例えば○○○○という女優名を登録しておけば、彼女が過去に出演した録画済み番組やテレビCM、あるいはこれから放送予定の出演番組、YouTube動画を選び出してくれる。ピックアップしたコンテンツは時系列に並んでいるが、YouTubeはできるだけ公式サイトを抽出するよう工夫されている。
大量の番組をストックしてくれるレグザ。一方で、コンテンツがあまりに膨大だと「見たい映像がどこに眠っているのだろう......」と新たな悩みも発生する。
「ざんまいスマートアクセス」は、ユーザーの利用履歴を参照し、タイムシフトマシンで録画した番組の中からおすすめのコンテンツを自動的にピックアップしてくれる機能だ。例えばある海外ドラマを視聴していると、似たような内容の海外ドラマを紹介してくれる。声で呼び出すこともできる。「サッカーが見たい」とリモコンのマイクに向かってつぶやくと、候補が下段にサムネイル表示される。現在視聴中の番組を中断することなく、次の候補を選べるというわけだ。
スカパー!やNetflixの専用ボタンもついている
液晶テレビの進歩は目覚ましい。もはやフルハイビジョンは当たり前で、その4倍の画素数を誇る4K対応テレビも数年前から発売されている。レグザは国内で最も早く4Kに取り組んできた。
総務省の「4K/8K推進のためのロードマップ(2015年7月公表)」によると、BSで4Kの試験放送が始まるのは2016年とされているがCS放送のスカパー!やビデオ定額見放題サービスの「Netflix(ネットフリックス)」、ひかりTVは4K画質に対応している。Z20Xはもちろん4K対応で、リモコンにスカパー!とNetflix専用のボタンがある。
画質も格段の進歩を遂げた
「地デジしか見ないから4K対応テレビは不要」という人もいるだろう。しかしここ4~5年でテレビの画質は格段の進歩を遂げた。Z20Xに搭載された「4KレグザエンジンHDR PRO」は、低解像度の映像を美しく描写するアップコンバート機能があり、地デジやDVD、ブルーレイの映像を美しく映し出す。テレビ台に組み込まれた「明るさセンサー」は、空間の照度を検知し、映像を最適な状態に調節する。
「今使っているテレビが壊れたら買い替えるつもり」と考えている人も、レグザZ20Xシリーズの機能を体感したら、もう元には戻れなくなるかも。量販店などでチェックしてみる価値は十分にある。
価格は50V型が39万9460円、58V型が48万5860円、65V型が69万1060円(15年11月18日時点の実勢価格で、税込。編集部調べ)。
<企画編集:J-CAST トレンド編集部>