番組検索がより便利になった
レグザはクラウドサービスも進化した。「みるコレ」は、録画済や放送予定(未来番組)、YouTubeなどの膨大なコンテンツ群から、好きな番組・動画を自動検索してくれる。カテゴリーは人物・ジャンル・キュレーション(独自分類)・ランキングの4種類に分かれ、現時点で5万6000以上のパックが存在する。このうちキュレーションは東芝の専任スタッフが人力で編集している。
例えば○○○○という女優名を登録しておけば、彼女が過去に出演した録画済み番組やテレビCM、あるいはこれから放送予定の出演番組、YouTube動画を選び出してくれる。ピックアップしたコンテンツは時系列に並んでいるが、YouTubeはできるだけ公式サイトを抽出するよう工夫されている。
大量の番組をストックしてくれるレグザ。一方で、コンテンツがあまりに膨大だと「見たい映像がどこに眠っているのだろう......」と新たな悩みも発生する。
「ざんまいスマートアクセス」は、ユーザーの利用履歴を参照し、タイムシフトマシンで録画した番組の中からおすすめのコンテンツを自動的にピックアップしてくれる機能だ。例えばある海外ドラマを視聴していると、似たような内容の海外ドラマを紹介してくれる。声で呼び出すこともできる。「サッカーが見たい」とリモコンのマイクに向かってつぶやくと、候補が下段にサムネイル表示される。現在視聴中の番組を中断することなく、次の候補を選べるというわけだ。