外国人観光客「東京の地下鉄はラビリンス」 複雑な路線図、ややこしい表記で迷子に

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駅のナンバリングなどで電鉄各社は対応進めているが...

   こうした外国人の戸惑いに、電鉄各社は対応を進めている。多言語での案内表記の拡充のほか、各線での取り組まれているのが、駅のナンバリングだ。

   たとえば東京メトロの場合、路線のイニシャルを取って、丸ノ内線の東京駅は「M17」、新宿駅は「M08」となっている。日本語で駅名が読めなくても、アルファベットと数字なら分かりやすい、というわけだ。

   そのほか東京メトロでは、英語や中国語などが対応しているアプリ「Tokyo Subway Navigation for Tourist」を2014年4月から無料で配信している。メトロや都営地下鉄を利用した場合のルートが表示される。駅員にアイパッドを持たせて、利用客に目で見て分かるよう説明できるサービスも行っているという。

   JR東では東京駅や新宿駅で、外国語に対応できる窓口カウンターを設置した。

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