「弁護士に肉体関係を強要された」とウソ 局部切断事件、ボクサーの妻に批判相次ぐ

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「聞けば聞くほど不倫妻が元凶としか思えない」

   被告は、事件の3日前に東急ハンズで枝切りバサミを買い、妻にも見せた。これに対し、妻は、「殺さないよね?」と確かめ、被告は、「殺さないよ。お守り代わりにしたいんだ」と答えたという。

   当日の8月13日朝、被告は、妻を連れて、弁護士の事務所に向かう。弁護士は、謝罪したうえで「無理やりしていない」と釈明したが、被告は、数回殴りつけたうえで、犯行に及んでいた。

   その間、妻は、ただ見守っていただけで、制止したり、110番通報したりはしなかったという。

   妻がウソをついたり犯行を止めなかったりしたことについて、ネット上では、疑問や批判の声が相次いでいる。

「すげえな私も被害者って設定で乗り切ったのか」
「話を聞けば聞くほど不倫妻が元凶としか思えない」
「何の制裁も受けないってどういうこと?」

   日テレ系情報番組「スッキリ!!」でも、11月27日朝の放送で、タレントの武井壮さんがコメンテーターとして事件への疑問を口にした。ウソをついた妻が、何の罪にも問われないように思えるところがおかしいとし、「教唆に近いようなことだと思う」と意見を述べた。

   これに対し、コメンテーターの菊池幸夫弁護士は、妻が被告に「攻撃しろ」「傷つけろ」と明言しない限り、教唆として刑事事件にするのは難しいと解説した。

   ただ、検察側は、妻の証人尋問を申請しており、12月22日の次回以降に実現すれば、妻の釈明が求められるかもしれない。なお、被告側は、妻を証人とするかどうかについては、態度を留保するとしている。

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