「狙って、持って帰れるよう頑張る」 錦織選手、96年ぶり「五輪メダル獲り」誓う

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プレゼントは「金色」のモデルプレーン

   翌11月27日に羽田空港で開かれた日本航空(JAL)の発表会では、一気にストレートな表現になった。

「夏に五輪が控えており、来年はまた大きな1年になると思う。五輪では是非、メダルを狙ってメダルを持って帰れるように頑張りたい」

   2020年の東京五輪についても、

「日本で五輪が開かれるのはとても楽しみ。5年後という期間も長くあるので、しっかり自分が強くなって30歳の歳を迎えて、日本の五輪でもいい結果が出せるようにしたい」

と意気込んだ。

   発表会では、植木義晴社長から錦織選手をペイントしたモデルプレーンがプレゼントされた。期待は「リオ五輪での活躍を祈って金色」に塗装されていた。

   錦織選手は普段使用しているものと同じモデルのラケットを植木社長にプレゼントし、植木社長に対戦を申し入れた。植木社長は、

「ものすごい無茶ぶり。私がテニスをやったのは35年ぐらいまえのテニスブームで、みんなでやった覚えはある。少し鍛えてあげてもいいとは思いますけど?空振りしてもいいということであれば少しおつきあいいただいて...」

と笑顔で強がったが、格納庫に作られた「即席コート」でのラリーでは、もちろん植木社長が劣勢だった。

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