保険料を安くする 自動車保険選びのポイントは?

車両保険に2つのタイプ?

   自動車保険で最も重要なのは、対人補償だ。被害者に対する保険で、必ず加入する必要があり、一般的には保険金額が「無制限」に設定されている。また、対物補償も被害者の財産に対する保険なので必ず加入。「無制限」が基本とされる。

   サービスを選べる余地が出てくるのが、たとえば車両保険だ。車両保険は自分のクルマの損害分を補償してくれる。交通事故のほか、盗難やいたずらでも補償。最近は台風や津波などの自然災害でも、特約を付けることでカバーしてくれるケースがある。

   そんな車両保険には「一般タイプ」と「エコノミータイプ」がある。たとえば、「自分でクルマをぶつけてしまった」(自損事故)や「当て逃げ」の場合、一般タイプであれば補償してもらえるが、エコノミータイプは補償してもらえない。

   しかし保険料を比べると、補償が手厚い分、一般タイプのほうが保険料は高い。

   また、ドライバーの年齢条件によっても保険料は変わる。クルマを運転した際に保険が適用となる人の年齢を事前に制限することで保険料の支払い金額に差が出てくるというもの。

   たとえば、最近は高齢者の自動車事故が相次いでいるが、高齢者(70歳以上)の事故率のデータからハイリスクと認定。それにより、保険料が高くなっている。ドライバーの特定は「本人・配偶者限定」や「家族限定」などの特約もある。

   こうした保険の内容をきちんと見直すことで、サービス内容のグレードアップや、保険料が抑えられる可能性がある。従来の代理店を通じて販売している損保会社や「ネット損保」など、自動車保険を取り扱っている損害保険会社もさまざまなので、しっかり比較するためには、価格.comの自動車保険比較がオススメだ。

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