【スッキリ!!】(日本テレビ系)2015年11月11日放送
「ピンナップ カラダ元気&スッキリ!! SP 乾燥肌」
秋から冬は肌トラブルの季節。夏に紫外線を浴び続け、肌が最もダメージを受けた状態なのだ。空気が乾燥する季節でもあるので、肌の保湿力が低下する。
何の肌ケアもせず放置しておくと、大きなトラブルの原因になりかねない。
水だけの洗顔では皮脂が落とせない
登場したのは「美肌のスペシャリスト」、Rサイエンスクリニック広尾の日比野佐和子院長。秋にどんな肌ケアをするかによって、「シミ、シワといった肌の老化にすごく影響します」と話す。そこで紹介したのが、自宅でできる簡単な3つの方法だ。
まず1つ目は、朝の洗顔。秋は皮脂の量が増える。また夜寝ている間に皮脂が肌の表層に出てきて酸化してしまう。水だけでは洗い流せず、その上から化粧をすると肌の老化を促進するという。そのため朝は洗顔料を使う。額と鼻を結ぶ「Tゾーン」や、ほほといった皮脂が出やすい部分に洗顔料をつけ、マッサージするように洗う。こすり過ぎず、力を入れないのがポイントだ。
日比野医師によると、36~38度のぬるま湯程度で最低でも20回すすぐ。さらに顔を拭く際は、生地の目が細かいガーゼタオルを勧めた。洗い上がりから5分以内に、化粧水やクリームをたっぷり使って保湿を忘れないように心がけたい。
肌が生まれ変わる周期は年齢と共に長期化
2つ目は、内面から肌を潤す。出てきたのはヨーグルトとトマトジュースだ。100グラムのヨーグルトを、無塩トマトジュース50ccと混ぜて、電子レンジで40秒ほど温めてから飲む。ヨーグルトの乳酸菌は腸内環境を整えて肌の保水力を向上させると言われており、トマトジュースに含まれるリコピンは抗酸化作用があるという。
最後の3つ目は、風呂上りに凍らせたペットボトルを使った首筋マッサージ。耳の下から鎖骨まで、軽く2、3分転がす。日比野医師は、首の周りに「褐色脂肪細胞」と呼ばれる基礎代謝を上げる細胞が集まっていると説明。ここを冷やすと細胞が活性化して、肌の新陳代謝がアップするというわけだ。
実際に試したリポーターの中山美香は、「朝の洗顔は、メークのノリがよくなりました」と話し、こう続けた。
中山「肌が生まれ変わる周期は、20代なら28日ですが、私のように30代半ばになると40日もかかってしまうんです」
司会の加藤浩次「(洗顔やマッサージで)新陳代謝は20代みたいになるの?」
中山「そこまではならなくても、促してやることで代謝が上がるそうです」