任期満了に伴う大阪府知事選・市長選のダブル選が2015年11月22日投開票され、府知事選は大阪維新の会公認で現職の松井一郎氏(51)、市長選は大阪維新の会公認で前衆院議員の吉村洋文氏(40)の当選が確実となった。各メディアが報じた。
大阪維新公認の2人が勝利したことで、2015年5月の住民投票で反対多数だった大阪都構想の実現に向けた動きが再び加速しそうだ。
大阪府知事選は松井氏のほか、自民推薦の前府議、栗原貴子氏(53)と元府立高教師の美馬幸則氏(65)の計3人が立候補していた。松井氏は2回目の当選となる。
大阪市長選では橋下徹氏の政界引退を受けて後継となった吉村氏が、自民推薦の前市議、柳本顕氏(41)ら3人を退けた。
大阪維新の会は、大阪都構想の新たな制度設計を公約に掲げていた。