厚生労働省のホームページ(HP)がサイバー攻撃を受けて、2015年11月20日22時15分ごろからほぼ閲覧できない状態に陥った。HPに外部からの大量の通信データが送りつけられ、つながりにくい状態が続いた。サーバーに負荷をかけて機能を停止させる「DDoS(ディードス)攻撃」を受けたとみられる。
国際的なハッカー集団「アノニマス」とみられるツイッターに、厚労省HPへのサイバー攻撃を示唆する書き込みがあった。
厚労省は攻撃からシステムを守るため、21日2時30分ごろにサーバーを停止。復旧のめどはたっていない。