消費者庁は2015年11月12日、ノロウイルス感染症対策の一環として「手洗い」に関する国民の意識調査(調査期間:2015年10月23日~27日)の結果を発表した。それによると、「トイレの後でも手を洗わない人」が計15.4%もいることがわかった。
ウンチの後でも洗わない人が8.1%も!
調査の有効回答は16~65歳の男女2000人(男性50.3%、女性49.7%)で、インターネットを通じて選び、回答してもらった。それによると、トイレで用を足した後の手洗いについての問いでは、「小便をした後だけ手を洗わない」が7.3%、「大便をした後だけ手を洗わない」が3.0%、「大便後も小便後も洗わない」が5.1%だった。両方合わせてウンチの後でも手を洗わない人が8.1%もいることがわかった。
同時に行われた「家で食事をする前に手洗いをするか」という問いでも「手を洗う」と答えた人は半分の50.6%で、同庁では「手を洗うことは、ウイルス感染症予防の基本中の基本なので励行してほしい」と呼びかけている。