大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)は2015年11月17日、メバチマグロの2016年~18年の年間漁獲枠の総量を、現在より2万トン削減した6万5000トンにすることに決めた。乱獲などで資源量が減っていると判断し、10日~17日にマルタで開いた年次会合で決定した。
これに伴い、日本の割り当ては2万3611トンから1万7696トンに減少する。ただ、日本のメバチの漁獲は太平洋が中心で、大西洋での漁獲量実績は1万3700トン(2014年)と新たな枠を下回っているため、大きな影響はないとみられる。