AKB48のメンバーを期間限定でアルバイト形式で募集する「バイトAKB」企画の第2弾を「ぱるる」こと島崎遥香さん(21)がプロデュースすることになった。
島崎さんによると、オーディションの審査基準は「顔」。HKT48の指原莉乃さん(22)が応募した場合には「不合格です」と切り捨て、ファンにそっけない対応をする「塩対応」ぶりを際立たせていた。
好みなのは森絵梨佳さんのような「垂れ目の子」
2015年11月15日、東京・秋葉原で開かれた記者発表会では、島崎さんは中居正広さん(43)がプロデュースしたグループ「舞祭組」(ブサイク)を例にあげながら、
「そんな面白い、それを超えるようなグループにできたら」
と意気込んだ。島崎さんが重視するのは「顔」で、「やっぱりアイドルなので、かわいい方がいい」というのが持論だ。好みなのは「垂れ目の子」で、例としてファッションモデルの森絵梨佳さん(27)を挙げた。
イベント後の囲み取材でリポーターが、
「見た目で選ぶとして、指原さんとかだったら合格ですかね?」
と尋ねると、島崎さんは「不合格です」と断言。「やっぱり見た目の問題?」と念を押すと「はい」と即答し、会場には苦笑が広がった。島崎さんによると、ダンスは練習すれば上達するのに対して「顔は変えられない」というのがその理由だ。
やけどの原因は「気管にいいのでハーブティーを飲もうとしたらこぼしちゃって...」
島崎さんは11月12日未明、トークアプリ「755」(ナナゴーゴー)に、
「咳治らなくてもー火傷して歩くの痛くてもーめげないっ」
というメッセージとともに、左足の甲を包帯で巻いた写真を投稿し、ファンの間では心配する声が広がっていた。発表会にはスリッパ姿で登場し、ステージ上でも椅子に座って話した。島崎さんは、やけどの理由を、
「ぜんそくだったので気管を広げようと思って、気管にいいのでハーブティーを飲もうとしたらこぼしちゃって...」
と説明した。
「塩対応」をめぐる記者との攻防もあった。島崎さんはイベント中、
「(審査では)本当に第一印象で分からないので、自分にしか持っていないアピールを見せてくれれば」
と呼びかけていたが、記者は、
「島崎さん自身が、今改めて『自分の持ち味は』と聞かれたら答えられるか」
と指摘。島崎さんは、
「できないかもしれないですね。本当に(オーディションの)歌唱審査で歌を歌わなかったぐらいの人なので...。できないですね、何もないですね。自分は」
と弱った様子になった。一方で塩対応が加速しているという指摘には、「それは、皆さんがしてるんだと思う」と「反撃」。「僕らのやり方が悪い?」と問われると、
「はい。よく書いてください...」
と報道陣への不満をもらしていた。
島崎さんは発表会後に755を更新し、
「ニュースでは火傷や喘息はより深刻にかいたほうが面白いと思っている人達も中にはいるのかもしれませんが実際は心が沈んでるとかそういうことはなく明るい毎日です!」
と念を押していた。
今回の企画では、11月15日から12月20日までアルバイト情報サイト「バイトル」経由で応募を受け付け、書類審査と2度のオーディションを経て16年1月下旬にメンバーを決める。審査には島崎さんも参加する。その後は「バイトルの日」にあたる8月10日まで時給1000円で活動する。バイトAKBメンバーは秋元康氏が作詞する楽曲でCDデビューし、「バイトル」のCMに出演することが決まっている。11月18日には、島崎さんが「かわいい女の子、AKBでアルバイトをしませんか?」などと呼びかけるCMの放送も始まる。